WILLY CHAVARRIAのベースには1940年代の“パチューコ”カルチャーが色濃く反映されています。当時“パチューコ”はあまり良い言葉ではありませんでしたが、この時代はバギー・スタイルが生まれ流行した時代です。主にハイウエスト、ロングジャケットが生み出された時代で、多くのアメリカン・メキシカンの間で流行しこのカルチャーは総称で“パチューコ”や“チカーノ”といわれています。
デザイナーWILLY CHAVARRIAが提案するスタイリングは1980年代から1990年代のカリフォルニアのSan Joaquin Valley(サンホアキン・バレー)のストリートスタイルです。ストリート・カルチャーを強くラグジュアリーなイメージに落とし込み、タフでマスキュリンなスタイルを仕上げました。
“私が提案する洋服は“自信”を持ってもらう為の物なのです。人々はプライド持ち、私の服を着用することによって、その気持ちを感じて欲しいのです。私は自分自身を表現したい、個性的な表現をしたい人々の為に洋服をデザインしています。”
[デザイナープロフィール]
デザイナーWILLY CHAVARRIAはラルフローレンでキャリアを積み、2005年にニューヨークで小さなヴィンテージビジネスとしてPalmer Trading Companyをオープンさせました。
WILLY CHAVARRIAレーベルは2016SSにスタートし、現在はニューヨーク/ファッションウィークにてコレクションを発表しています。また2021年2月にCalvin Kleinのグローバル メンズアパレル部門のチームを率いるディレクターに就任致しました。